葉酸サプリ 妊娠してから

葉酸サプリは妊娠してからじゃ遅い?適切な時期をアドバイス

葉酸サプリの摂取開始の理想は妊娠一か月前から

葉酸は、妊娠する1か月前から産後の授乳中まで摂取すると良いと言われています。
まず葉酸は、先天性異常発症のリスクを減らすこととの研究結果が出ています。胎児に先天性異常の多くが発生するのは、妊娠直後から10週までの間が多いとわかっています。特に中枢神経系の先天性異常である神経管閉鎖障害は、妊娠7週目未満に発生します。神経管閉鎖障害の予防に関しては妊娠が分かってから飲み始めても遅いのです。
先天性異常を防ぐためには妊娠前からの摂取が必要ですが、妊娠中以降も授乳中までは引き続き葉酸が必要です。葉酸は赤血球を作るビタミンの一種で、造血ビタミンと呼ばれています。妊娠中は胎児の分の血液も必要になり、ほかにもつわりが軽くなるともいわれています。産後授乳中は血液は母乳の元であることから葉酸が必要です。このことから葉酸は妊娠前から産後までの長い間必要であることがわかります。

妊娠後でも葉酸を意識して摂取することが大切



妊娠後、葉酸摂取における重要期間は妊娠前から妊娠4ヶ月までです。これは、厚生労働省が定める栄養摂取基準をみると、妊娠前~妊娠4ヶ月までの葉酸推奨摂取量が多くなっていることからもよくわかります。
4ヶ月まで葉酸が重要である理由は、先にも書いたとおり先天性異常やダウン症のリスクが高いからです。これらのリスクを低減させるために葉酸が必要なのです。
それ以降も、妊娠中は流産リスク低減や早産の予防、妊娠高血圧症候群の予防、貧血予防などの効果が期待されるため、葉酸の摂取が必要であると言われています。 また、出産後の授乳期は葉酸の造血効果により母乳の出が良くなったり、産後の子宮の回復力を高めたりするため葉酸が必要です。

妊娠前だけでなく妊娠中、出産後も続けて葉酸を摂り続けることが、胎児だけでなく母体にも大切であることがわかります。

妊娠後の葉酸の主な働きと摂取量

葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害発症のリスクを下げるはたらきがあります。そのため流産や死産のリスクも下がります。母体へは、悪性貧血を予防するはたらきや、免疫機能を正常に保つはたらきがあります。

妊娠初期の摂取量は1日あたり400㎍です。この時期の葉酸は、自閉症・流産のリスクを下げる、子宮内の胎児の発育遅延や母体の貧血を予防するはたらきがあります。。 妊娠中期の摂取量は1日あたり240㎍です。この時期の葉酸は、血中ホモシステイン濃度を下げ流産のリスクを下げる・早産や妊娠高血圧症候群、貧血の予防をするはたらきがあります。

妊娠後期の摂取量は1日あたり240㎍です。この時期の葉酸は、母体の貧血を予防したり、免疫機能や消化管機能を向上させるはたらきがあります。

妊娠後の葉酸の摂り方

妊娠後の葉酸の摂り方としては、食事を意識して摂取すると良いでしょう。 食事を摂る際に意識してほしい葉酸が含まれている食材を紹介します。

・枝豆
・ほうれん草
・モロヘイヤ
・ブロッコリー
・水菜
・アスパラガス
・納豆
などに多く葉酸が含まれています。これらはつわりなどでも食べやすく、いろいろな調理法があるのでおすすめです。

しかし、葉酸は食事から摂取した場合、吸収率が下がってしまうという欠点もあります。また、妊娠中はつわりなどで思ったように食事を摂れない場合も多いかと思います。 そんな時は葉酸のサプリメントがオススメです。食欲の有無に関係なく継続できることや、摂取量の把握が簡単にできる、一番は吸収率の高い形で摂取できるというところがオススメできる点です。食事での摂取が難しい方や、きっちりと葉酸の摂取量を管理したい方などはサプリメントを検討してみてはどうでしょうか。

まとめ


・葉酸は胎児の先天性異常発症のリスクを下げるために、妊娠前1ヶ月から摂取開始することが理想です
・妊娠前だけでなく、妊娠中、出産後まで胎児や母体にとって必要不可欠です
・妊娠初期~妊娠後期まで400㎍~240㎍も葉酸が必要となります
・食事から摂取するなら、枝豆やほうれん草など野菜類に多く含まれていますが、球種率が下がるなどの欠点もあるため葉酸のサプリメントを取り入れるとよいでしょう